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Relation Entry

八ヶ岳-阿弥陀岳南稜・後編H22.1.31

遅くなりましたが、今回は阿弥陀岳山行の後編をお伝えします。
前編でもお伝えしましたが、ルートは舟山十字路から旭小屋経由で
南稜に上がり下山は御小屋尾根とするものです。

前編ではその南稜のほぼ中間地点にあたる青ナギまでをお伝えしました。
今後編ではその南稜の核心部分と下山行程をお伝えします。

では、厳冬期の八ヶ岳南部後編をお楽しみ下さい。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 013
青ナギより別荘地、美濃戸方面を撮りました。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 014
青ナギを過ぎてからはいよいよ本格的に登り始めます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 015
途中のやや開けたところに幕営地らしき整地された場所がありました。
ここであれば風を避けられますね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 016
風が強いのは木々の揺れ・音で分かるのですが、このあたりは樹間で避けられます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 017
稜線が細くなり、このような感じで登ります。
森林限界も近そうですね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 018
ここを上がると吹雪と相対です。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 019
まだ松はありますが、風はほぼ直撃します。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 020
このあたりは雪が深く、風が抜ける稜線反対側は雪庇状となっています。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 021
抜けると完全に森林限界を超え、このようなところを進みます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 022
右側は完全に雪庇張り出しです。
踏み抜いたら終わりですから、気を付けないといけないですね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 023
下から吹き上げる風も強いです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 024
写真では分かりづらいですが、風はかなり強く体感温度も
相当なものです。デジカメを出すのがつらいですね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 025
ここで山行お役立ちツール①とお別れです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 026
この辺りから岩稜トラバースとなります。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 027
稜線右側の切れ落ちです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 028
強い風の中、トラバースの棚を歩きます。
ここは風が強く吹き上げる為、あまり雪が付かないようです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 029
一旦広くなりましたが、ここは風が強くデジカメを出す為に
グローブを外すのもきついです。すぐに指の感覚が失われて
くるのが分かります。デジカメのバッテリーもだましだまし、撮ったら
すぐに懐に入れて持たせます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 030
表面はクラストしていますが、踏み込むとズボッといきます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 031
トラバースを振り返って。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 032
バンドも細くなり、下も切れ落ちてきました。
そろそろこのルートの核心部であるP3ですね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 033
P3基部です。滑ると落ちます。
ただ、地形上、風が絶えず吹き付ける場所であるため
しっかりクラストしているようです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 034
基部手前のトラバースより撮りましたが肝心の部分
は見えませんね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 035
P3基部より下を撮りました。落ちたらどこで止まるのでしょうか。
吹雪いていて見えませんね。最も落ちるつもりは毛頭ありません。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 037
あまり写真ばかり撮っていても冷えるだけなので、そろそろ取り付く
こととします。クラストしていてコンディションは良さそうです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 038
P3は結構長いですから、ここからは全行程を見ることはできないようです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 039
取り付き始めは傾斜もちょうどいいやり易さです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 042
登り途中で自分の足と下部を撮りました。
傾斜が分かりやすいですかね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 043
ようやくその機能をある程度確かめることができました。
この壁はアイスハンマーをある程度楽しめます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 044
あそこはガチガチに凍っていますね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 045
この辺りで登り易そうなところをルートファインディングしました。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 049
P3を登りきり稜線に出ました。
風は縦横無尽に吹いており一段と強さを増しています。
視界も狭いです。
何よりもデジカメが寒さで機能が麻痺し始めてきました。
5秒以上出していると壊れそうなので撮った瞬間に懐にしまいます。
その時は手も痛いですね。体感温度は-20~-30度ぐらいでしょうか。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 050
ここは正面の岩を右方向にトラバースして直進します。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 051
なんとなく頂上までの距離感が掴めて来る位置に来ました。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 053
ここはしっかりとトレースが残っていますね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 054
稜線より切れ落ちている下部を撮りました。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 055
ちょうど真ん中の鋏になっている岩の部分を抜けてきました。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 057
この氷結具合でいかにここの風が強いのかが分かりますね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 058
ようやく頂上に着きました。
そろそろ同じ景色にも飽きてきていたので丁度良い頃合でした。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 059
山頂です。
今更ながらあいにくの天気です。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 060
山頂に祀られているお地蔵様です。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 061
厳冬期で吹雪いているとこのような感じですね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 063
それにしても視界が狭いです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 064
すいませんがこの時もピントが時計に合いませんでした。
普段使っているデジカメが早々にバッテリー切れとなってしまい、
2台目を使っているのですが、機能を把握しきれていないのも
あるようです。山行がてらに撮っていますのでご容赦下さい。
時刻はPM15:23?ぐらいですね。
ここまでは大体想定通りで来ています。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 068
登ってきた南稜方面です。
これから御小屋尾根方面に稜線を歩きます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 069
御小屋尾根に向かう稜線上の梯子です。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 070
今回はpatagoniaのソフトシェルジャケットの上にR4ジャケット
を着ていますが体幹はしっかり防寒出来ています。
ただグローブが少し古くなってきたようで指の末梢神経が
やられているのを感じます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 071
カメラが寒さでおかしくなってきているので下山を急ぎます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 072
御小屋尾根と中央稜の分岐に着きました。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 073
これから下る御小屋尾根です。
視界は狭いですね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 076
中央稜方面です。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 077
吹雪から抜けるためと標高を下げる為、急いで下ります。
フィックスロープが見えますね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 078
ここは晴れていると素晴らしい眺めなのですが。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 079
一応ルートには気を使いながら下山します。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 080
ようやく森林限界です。
あそこに入ると風は避けられそうです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 081
この辺りは風が強く吹き抜けます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 082
我ながら寒々しい光景だな、と思っていたような。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 083
ようやく樹林帯に入りました。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 084
風を避けられたので一段落です。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 085
だいぶ下って気温も上がりました。
といってももちろんマイナスですよ。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 086
ここで一本です。ご覧の装備ですが、そもそもこのザックは
登山用ではなく普通のカジュアルなタウンユース仕様
なので外見はガチガチに凍っています。
でも中は意外と平気です。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 088
グローブの穴が結構大きくなっているのには気付いていたのですが
そろそろ限界かもしれません。
ちょっと指の抹消神経をやられた感じです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 089
不動清水です。
ここの水場も懐かしいです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 090
下の方でも雪煙が巻いていますね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 091
この辺りに来るとトレースが明瞭に復活します。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 093
これを味噌汁に入れて腹を下した人の話を聞いたことがあります。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 094
樹林の中は風は完全に避けられるのでかなり楽に歩けます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 095
このあたりから、取り付いた南稜の下部が見えました。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 096
鹿とリスですかね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 097
そろそろ舟山十字路への分岐ですね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 098
ここでアイゼンを外します。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 099
時刻は以上です。
ペース的には我ながらほぼ想定通りでした。
でもあんまりピッタリでも気持ち悪いのですが。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 100
舟山十字路と美濃戸口との分岐です。
美濃戸口に降りてみます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 101
この辺は滑りながら快適に下れます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 104
ここの左側斜面は植林中なんですかね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 107
だいぶ陽が落ちてきたようです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 108
別荘地の最上部に着きました。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 109
このちょっと先から舗装路なのですが、雪に埋もれていますね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 110
ここまで除雪車が入っているようです。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 111
美濃戸の最上部の別荘ですね。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 113
完全に陽が落ちました。
美濃戸口に向かいます。

阿弥陀岳南稜H22.1.31② 115
帰りの茅野駅です。
ここで私の大事な人にメールを入れますがお叱りを受けました。
勝手に行ってしまったことや、他にやるべきことがたくさんあるので
私が完全に悪い訳でして本当に申し訳ない気持ちです。
おそらく今冬期の積雪期山行はこれで最後となります。


以上、山行終了。


雑感
八ヶ岳は7・8年前くらいに非常に多く通っている時期があり、私にとっては
懐かしく思い出深い山域です。
様々なルートや様々な時期に登っていた記憶があり、実際に現地に来ると
なんとなく昔の思い出がよみがえり感慨深いものがありました。
今回は日帰りですが、積雪期で厳冬の時期の山行となりましたがいかが
でしたか。
今回のルートは阿弥陀岳に至るバリエーションルートの一つでさほど難易度
の高いルートではありませんが、岩登りの初級レベルは要求されるところです。
ただこの時期の山行となると、岩登りというよりも雪壁あるいは氷化寸前の雪の
斜面を登るという要素があるので、装備、経験を含めある程度のものはないと
厳しいかもしれません。また、何より天候の見極めはご注意下さい。
行程上のP3は意外と長く、しかも風が下から吹き上げることが多いようですので
悪天時にはいっそう気を付けた方が良いようです(今回も多分その範疇に入ります)。
私もこのルートは今回で3回目だと思いますが、天候には完全に嫌われているようです。
いろいろな要素を考慮に入れて積雪期の山行は慎重に行うようにしたいですね。
私もここ数年はほとんどまともに冬期の山行はやっていませんが、これからも
あまりやらないでしょうし、今冬期はおそらくこれで最後です。

ではお付き合い頂いてありがとうございました。


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[八ヶ岳]阿弥陀岳・後編(南稜~御小屋尾根)
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