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私の山行のきっかけ・・・夕暮れに水根より登る人

今回は申し訳ありませんが山行の記事をお伝えするのではありません。
今年も暮れが差し迫るにあたって、私が山行を始めるきっかけとなった出来事
でもお伝えしてみようと思います。
お暇な方はお付き合い頂ければ嬉しいです。


私がいわゆる山登りというものを始めることとなった最初のきっかけは、今となっては
これという理由を思い出すことはできません。
私自身、幼少の頃より東京郊外の山を切り崩して開発されたニュータウンの一角
で育ったこともあり、東京育ちでありながらも自然豊かな場所で、自然に親しみながら
子供時代を過ごすことができました。
そのこともあって、山や川というものに対する親近感は大人になってからも完全に失われる
ということはなかったようです。

その私が、登る対象として山を初めて認識したのは、今思えば小学校ぐらいで遠足で
出かけた高尾山だったと思います。
その時より結局この山との縁はずっと続いています。

ですから、山に登るという体験という意味での原体験は高尾山になる訳だと思います。
ただ、本格的な山行につながる山登りのきっかけとなると、よくよく思い出してみると
10年以上も前の、時期は秋頃の奥多摩・鷹ノ巣山のようです。
私の場合、学生時代には日本・海外問わず秘境と呼ばれる地域には多少は行った経験は
あったものの、特に山自体に興味を持つということなく、それこそ、この鷹ノ巣山に行く
前も山といえば高尾山ぐらいしか知らない状態でした。

また、鷹ノ巣山に登るに至った当時の心境も、後の山行につながる確固としたものが
あったわけでもなく、過去にキャンプで数回行った奥多摩に登れる山があるらしい
(当時はその程度の認識です)、じゃあ行ってみるかという程度の感覚でした。

実際登ってみると鷹ノ巣山は、山頂よりの眺めも素晴らしく、当時の私にとっては
山登りの厳しさと同時に面白さを味あわせてくれるすばらしい山でした。
登った当初はピストンを考えていましたが、石尾根のおだやかで魅力的な稜線に
惹かれ、初心者ながらも登山地図を確認し、下山ルートとして、石尾根を六ツ石山まで歩き
そこから水根の集落に下り青梅街道に至るルートを取ることとしました。
疲れと若干の高揚感もあり、六ツ石山から水根へ下り始めたのがおそらくPM14:00頃
だったのでしょう。秋の陽は傾き始め、水根の集落までもう少しというところでは、
秋の太陽が樹間から登山道を真っ赤に染める状態となっていた記憶があります。

当時の私は山行初心者というよりも、ある程度標高のある山に登ること自体が実質的には
これが初めてという状況でした。今となっては登山道を照らす夕暮れは、山行過程における
楽しむべき状況ですが、当時は暗くなる前に下りたいという思いの方が強かったんですね。
そのような心境で水根の集落に向け急いで下っていると、一人の登山者がゆっくりと登山道
を上がってくるのが見えます。その姿は真っ赤な夕陽に照らされ悠々としたものでしたが、
当時の私にとっては理解しがたい光景でした。
まずその時間に登ってくるということ自体が、初心者である私の理解の範疇を超えていたんですね。
また、その方の姿も、つばが長いハット帽を被りザックもさほど大きくなく、手には穂の付いた
すすきを持ちながら穏やかにゆっくりと登ってくるという、非常に印象的なものでした。
そして、私とのすれ違い様に軽い目礼をして静かに上方へと消えていきました。

今、改めて考えてみると、この山行者との私にとっての一方的な瞬間の出会いが、
山行というものに開眼?した大きな経験なのではないかと感じています。
それぐらい、当時の私にとってその光景は衝撃的だったのだと思います。
今にして無理やり言葉にしますと、登山というものは基本的には山に登り
下るというそれだけの事なのですが、自分の発想によって様々なスタイルで
アレンジができる、楽しみの幅を広げることができるものなのだなと考える
きっかけとなった出来事でした。もっと砕いて言うと「登山とはこういうものだ」
という発想の枠がなくなった瞬間だったのかな、と今にして考えるとそう思います。
この出来事が、今の私の趣味としての山行を楽しむという考えにつながっているような
そんな気がしています。
ただ、大自然が相手であるので、遊びの自由度が高いのは当然といえば当然で、
そのことにより付いてくる危険性もまた非常に大きいものですね。
このことを肝に銘じてこれからも趣味としての山行を楽しめればと思っております。

今回は長々と駄文にお付き合い頂きありがとうございます。

今年の当ブログの更新はこれで最後になると思います。
思えば、今年7月よりこのブログを始め、様々な方々にご覧になって頂き、
またコメントを頂いたりして楽しくブログを続けることが出来ました。
やはり見て頂ける方がいるのでそれが自分の励みとなり、結果的に皆様
を少しでも楽しませることができたのであれば非常に嬉しいです。

ありがとうございました。

また、特に親しくさせて頂いたブロガーの方達にはいつもお世話になり
ありがとうございます。また来年もよろしくお願い致します。

奥多摩ー飛龍山H20.1.13 048
H20年1月、飛龍山・前飛龍付近より石尾根。

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[山行に関わるお話]私の山行のきっかけ
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